薄い薄い色が混ざり合い
やがてみんなを包み込む
こうして彼女らが生まれました
お空から たくさんの 色を届けたい
君の街まで 届けるよ
しっかり者のミケ
おてんば娘のテナ
怖がりで寂しがり屋のロブ
夜でも沢山の綺麗な色があるから怖くない
ロブも後ろから生き生きとついて来ます
朝になる時の色はどんな色?
朝が終わってまた夜が来る
お空の色は真っ暗で何も見えないよ
色をつけちゃえ なんて 遊んでいたら
綺麗な色に変わったね
僕らの世界は 素敵な素敵な広い海があるみたい
ここにもたくさんの色があるね
みんなの海は何色?
ミケ、テナ、ロブにこんな色に見えてるみたい
あら 大変 素敵な色が 真っ黒な穴に吸い込まれちゃう
ロブが泣いているね 悲しい 青で 泣いているね
ひとりぼっちのロブ
みんなの色を思い出しているみたい
みんなは何色?一緒に歩いた道は何色?
僕は何色?
ミケとテナも頑張って自分の色を出そうとしてます
あと少し 頑張れ 自分だけの 色を 思い出して
ミケとテナは自分の色を思い出したようです
色を忘れた街にたくさんの色を戻してあげよう
しばらく歩いていると そこには見覚えのある色が
そう そこにはロブがいました
「よく僕がわかったね」
ロブが聞きました
「わかるさ。君の色は特別だからね。」
ミケは自信満々に答えます
さぁ 旅の続きさ 色んな色を届けよう
これは有名な砂クジラさん 大きな雫を垂らして 歓迎してくれてるよ
ロブも大喜び
おや?ロブの体が少し青いみたい
たくさんの雫に濡れたからかな?
綺麗な色したお花がたくさんあるね
みんなは何色が好きかな?
旅をしているとたくさんの色に出会うね
届けなくても 素敵な色はそこにあるんだね
ミケ テナ ロブ の旅はここで終わり
きっといつか 自分だけの色が見つかるはずだよ
また どこかで 素敵な色に出会えるといいね
君の色は何色ですか?
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